首相 10万円商品券配る 「裏金」と変わらない 参院予算委
日本共産党の吉良よし子議員は14日の参院予算委員会で、石破茂首相が3日に会食した当選1回の自民党衆院議員15人に1人10万円分の商品券を配布していた問題をただしました。今回の会食は政治活動に他ならず、商品券配布は「裏金」と変わらないと告発し、徹底した真相究明を要求しました。石破首相は、会食は政治活動でなく私的な会合だとの弁解を繰り返しています。吉良氏は、会合は首相公邸で開かれ、首相と15人の議...
大学入学金廃止求める 参院予算委
日本共産党の吉良よし子議員は、14日の参院予算委員会で、大学の高い入学金や学費について「学生に負担を押しつけるのではなく、教育予算を増やして教育無償化をめざすことが政府の責任だ」と強調しました。吉良氏は、大学の入学金は日本独自の学生納付金で、韓国にも同様の制度があったが2023年に廃止されたと指摘。「入学金は国立で28万円、私立で24万円もの額になる。大きな負担であり、入学しなかった大学にも支...
不登校は学校の問題に起因 予算も教員も増やせ 参院文科委
日本共産党の吉良よし子議員は13日の参院文教科学委員会で、増加する不登校について質問しました。吉良氏は、不登校の急増が「子どもたちから文部科学省に対する警鐘、アラートではないか」と質問。阿部俊子文科相は「学校が関係する事実もある」と答えるにとどまりました。吉良氏は、不登校の子どもからの「がっこうがきらいです」「宿題が多かったり、授業が長いのが嫌いです」との手紙や、民間の不登校の子どもと保護...
気候危機、若者の意見政策に 資源エネ調査会
参院資源エネルギー・持続可能社会調査会は2月19日、「脱炭素社会に向けた方策」をテーマに参考人質疑を行い、日本共産党から吉良よし子議員が質問しました。吉良氏は、気候危機の影響と被害を最も受ける子どもや若者世代は危機感を持ち、声を上げているとして、「子ども基本法でも、子どもにかかわる施策に関し、子どもの意見を聞くことが定められている。脱炭素を進めるにあたり、気候危機政策の策定プロセスで子どもや若...
命と安全守る原子力規制を 参院調査会
参院資源エネルギー・持続可能社会調査会は2月12日、原子力問題について質疑を行いました。日本共産党から吉良よし子議員が質問に立ち、日本原子力発電(原電)の東海第2原発(茨城県東海村)で繰り返される火災事故や、敦賀原発(福井県敦賀市)の審査書類への相次ぐ誤記などに言及し、規制のあり方を追及しました。吉良氏は4日に火災が起きた東海第2原発は2022年度から11回もの火災事故を繰り返していると告発し...
災害時にも力発揮 再エネ普及は市民、地域主体で 参院エネ調査会で参考人
参院資源エネルギー・持続可能社会調査会は2月5日に「エネルギー安全保障の確立にむけた方策」をテーマに参考人質疑を行い、日本共産党から吉良よし子議員が質問しました。吉良氏は、エネルギー安全保障、脱炭素を進めるには、再生可能エネルギーの普及が重要だと述べた上で「市民、地域主体の再エネ普及でこそ、地域振興につながるのではないか」と質問。浮体式洋上風力技術研究組合(FLOWRA)の寺崎正勝理事長は「再...
学費・給食無償化、国の責任/参院本会議
日本共産党の吉良よし子議員は20日の参院本会議で、2023年度決算について質問し、学校給食費や大学の学費無償化、安保3文書に基づく大軍拡などについてただしました。吉良氏は文部科学省の調査で、小中学校で完全に給食を無償にした自治体が547に上ったことを示し、「学校給食の無償化が求められていることは明らかだ」と強調。一方で多くは国からの地方創生臨時交付金を活用しているため、無償にしても次年度以降は...
外苑再開発、認めるな/文科相に求める
日本共産党の吉良よし子議員は19日の参院文教科学委員会で、神宮外苑再開発事業に文部科学相の認可を与えないよう求めました。同計画の柱となる秩父宮ラグビー場の移転新築は、文科省所管の独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が実施し、今後、財産処分に伴う文科相認可の手続きが予定されています。吉良氏は、10月に樹木の伐採が始まり、怒りと悲しみが広がっており、国際記念物遺跡会議(イコモス)が...
公立校教員に残業代を/「定額働かせ放題」巡り
日本共産党の吉良よし子議員は19日の参院文教科学委員会で、国立大学付属学校の教員への残業代支給が長時間勤務の改善につながっているとして、教員への残業代支給と定数の改善を求めました。教員の働き方をめぐっては財務、文部科学両省がそれぞれ方向性を示していますが、いずれも教職調整額の引き上げにとどまっており、残業代を支払わない「定額働かせ放題」の仕組みは変わりません。文科省は公立学校の教員に残業代を...
学費値下げ 予算緊急に 吉良議員「9兆円の軍事費見直せ」
日本共産党の吉良よし子議員は16日の参院予算委員会で質問に立ち、相次ぐ大学の学費値上げストップなどの国民要求を突き付け、政治のゆがみをただすよう石破茂首相に迫りました。吉良氏は、学生の年収が103万円を超えると保護者の扶養控除がなくなる「103万円の壁」が議論になる背景に高すぎる学費の問題があると指摘。アルバイトに追われ、「単位を落とした」という学生の声を紹介しつつ、年間100万円を稼ぐには...
【2022年度決算討論】物価高騰 異常円安による人災
日本共産党の吉良よし子議員は12日の参院本会議で、2022年度決算などについて反対討論に立ち、物価高騰が国民生活を直撃するもと、家計への支援をことごとく拒否する政府を批判しました。吉良氏は、現在も続く物価高騰はアベノミクスの「異次元の金融緩和」による異常円安がもたらした人災だと指摘。「自民党の責任は極めて重い」として、消費税減税やインボイス制度の中止、最低賃金の全国一律1500円への引き上げ...
コロナ後遺症 学び保障を。学校での理解求める
日本共産党の吉良よし子議員は11日の文教科学委員会で、コロナ後遺症の特徴を踏まえた子どもの欠席扱いの問題などへの対応を学校に徹底するよう文部科学省に求めました。吉良氏は「全国コロナ後遺症患者と家族の会」のインターネットアンケートなどで、後遺症で寝たきりになった生徒が、定期試験を全日登校して受けるよう求められた例や、体育の授業の見学が許されず、無理をして参加し症状が悪化したなどの例が寄せられて...
2022年度決算などについて討論
6月10日の決算委員会で2022年度決算などについて討論を行いました。(12日には本会議での討論も行っています。下記URLよりご参照ください。動画あり)
【学校教育法改定案】専攻科「支援の対象」と答弁。専門学校、看護学校への支援充実、高等教育の無償化を。
日本共産党の吉良よし子議員は6日の参院文教科学委員会で、学校教育法改定案に関し、専門学校、看護学校への支援充実とともに高等教育の無償化をすすめるよう求めました。改定案は、一定の要件を備えた専門学校に専攻科を置くことができるようにするもの。文部科学省は、3年制の看護学校に1年制の助産師養成課程を専攻科として置くなどの例を挙げています。吉良氏は、看護学校関係者から専攻科の設置は新たな学校をつ...
大学学費上げ中止を 「東大生は9割反対」
日本共産党の吉良よし子議員は4日の参院文教科学委員会で、大学学費の値上げをやめるよう求めました。吉良氏は、3月の中央教育審議会で私学との公平な競争確保のためとの理由で国公立大の学費を150万円にすべきだとの議論があったと認めさせた上で、国立大の学費値上げは、1970年代から私学との格差の是正が理由の一つだったが、それでも格差は埋まっていないと指摘。盛山正仁文部科学相は「私学との格差が理由で決...
事故くり返す東電 再稼働の適格性ない
参議院資源エネルギー・持続可能社会調査会は5月29日、原子力問題について質疑を行い、日本共産党から吉良よし子議員が質問しました。東京電力が柏崎刈羽原発(新潟県)の燃料装荷を4月に始めるなど再稼働の準備を進めているが、福島第1原発の廃炉作業でもトラブルが続いている東電に地元住民からも反対や不信の声が出ているとして、再稼働を認めるべきではないと主張しました。吉良氏は、東電が昨年以来、福島第1原発...
外苑再開発 与党政治家の意向か
日本共産党の吉良よし子議員は27日の参院決算委員会で、樹齢100年を超える貴重なイチョウ並木などを伐採する神宮外苑再開発事業計画の中止を求めました。同計画の柱となる秩父宮ラグビー場の移転新築は文部科学省所管の独立行政法人日本スポーツ振興センター(JSC)が実施します。吉良氏は東京都公表の資料から、外苑全体の再開発について、2012年の国立競技場建て替え検討の開始前から森喜朗元首相や自民党の萩...
中教審まとめ「定額働かせ放題」 長時間労働を放置
日本共産党の吉良よし子議員は21日の参院文教科学委員会で、教員の長時間労働の是正に向けた中央教育審議会特別部会の「審議のまとめ」に現場から失望の声が上がっていることを突きつけるとともに、文部科学省がメディアに介入までして長時間労働放置の実態を隠そうとしていることを厳しく批判しました。吉良氏は、教員1人が受け持つ授業時数の上限設定と基礎定数の大幅増という現場の願いが「まとめ」に反映されず、教育...
【子ども子育て支援法改定案】子育てより軍事か 岸田首相を追及
少子化対策の財源となる支援金制度などを創設する子ども・子育て支援法改定案が17日の参院本会議で審議入りしました。日本共産党の吉良よし子議員は「アメリカ言いなりで倍増させた軍事費を見直し、武器の爆買いをやめ、子育て支援や社会保障の充実にあてるべきだ」と迫りました。吉良氏は、支援金の財源に関わって、政府が社会保障以外の財源は「防衛力強化のための財源」と明言していることを挙げ、「子ども・子育て支援...
通学定期負担軽減を 子育て支援として大事
日本共産党の吉良よし子議員は16日の参院国土交通委員会で、鉄道、バスなどの公共交通の子ども料金の負担軽減を求めました。吉良氏は、文部科学省調査でも高校生の通学定期代の負担が大きいとして、高校生、中学生の通学定期代の負担軽減に踏み出すよう要求。斉藤鉄夫国土交通相は「学生が公共交通機関を使用して通学する際の経済的な負担を軽くしていくことは必要な取り組みの一つだ」と答えました。吉良氏は、公共交...