2022年・第210臨時国会
【質疑・討論】経営難の私学を淘汰 理工系支援法案を批判
日本共産党の吉良よし子議員は2日の参院文教科学委員会で、大学の理工系学部再編等を支援する独立行政法人大学改革支援・学位授与機構法改定案は事実上の文系つぶし、「経営難の私学を淘汰(とうた)するもの」で、大学教育を受ける機会を奪うものだと批判しました。同案は同日の参院本会議で賛成多数で可決・成立。日本共産党は反対しました。質疑で吉良氏は、同案の方向性を示した「教育未来創造会議」第1次提言は、...
英語テスト中止迫る 「課題全く解決せず」
日本共産党の吉良よし子議員は15日の参院文教科学委員会で、東京都内の公立中3年生を対象とする英語スピーキングテストの実施(27日)まで2週間を切った現在でも試験監督が集まらないなど多くの課題があるとして、中止を強く求めました。同テストは、都教育委員会が教育産業大手ベネッセコーポレーションに委託して実施し、8万人が対象。ベネッセ作成の問題への英語の回答を録音し、フィリピンに送付し、同国での採点...
統一協会が「家庭教育」介入 自民との癒着調査迫る
日本共産党の吉良よし子議員は27日の参院文教科学委員会で、統一協会(世界平和統一家庭連合)が「家庭教育支援」政策にどれだけの影響を与えてきたのか、自民党と統一協会の癒着を徹底的に調査すべきだと迫りました。吉良氏は、統一協会は児童虐待などの子どもをめぐる問題を「家庭の教育力の低下」と決めつけ、「親の学び」と「伝統的な子育て」を押し付けるなど、公然と家庭のあり方に介入しようとする団体だと指摘。統...